薪ストーブでいこう!其の拾七~炉壁の制作は上手工作所さんに依頼:A面~

炉壁は上手工作所さんに
炉台は土間と同じ暗めのモルタルを塗ってもらい、ハースゲートはBabyDan。

これに合う炉壁は何かなと。

レンガは無しでショ石でも無いでショ?やっぱりシンプルに黒の鉄板でショ!ということでまずはマルツ家の板金をしてくれている井上板金さんにめーる。

ほどなくして

当社が扱える鉄板の厚みは0.5~0.6㎜位までですので、その鉄板のままの状態では自立はできません。
端部をコの字に加工するなどすれば自立できるでしょうが。
となると、鉄板自体で自立するには最低1.0㎜以上の板厚が必要だと思いますので、そうなると、鉄工所さんの範疇になるかと思います。

との返信メールが。

会社によって”扱える鉄板の厚み”が違うなんて知りませんでした。

しかも
”1mm以上は鉄工所”

も初耳です。

いろいろ勉強になりますね。

上手工作所さんに炉壁の制作を依頼

うーんまた一から鉄工所探すのめんどくさいな・・・そうや上手工作所さんに作って貰った手すりブラケットは1mm以上やで!

ということで上手工作所さんに

”こんなん出来ません?”

と炉壁の写真を送付。

鉄板の厚みは見当がつかないので、かわはらさんのブログにあった

バーモントキャスティングスのアンコールみたいなドブレ700SL

から「3.2mm」という数字を拾って記載。

あとは

・狭い家なのでシーズンオフは片付けられるよう2分割にしたい
・空気を通すように10cmくらいの「足」をつけてほしい
・制作いただけるなら12月7日までに納品をお願いしたい

旨をメールにしたため11/7に送しーん。

3.2mmは重すぎる

上手さんからは

炉壁ですが特殊な塗料を塗るため時間も要します。

約1ヶ月程度、納期必要になります。
ですので12月7日の設置でしたら早急に仕様を決める必要があると思います。

ご検討よろしくお願いします。

との返しーんが。

おーなんかイケそうな雰囲気。

さっそく工藤住環境設計室さんから貰ってる図面から数字を拾い、簡単なイメージ図をつけて再送しーん。

炉壁ラフ

電話で打合せ

翌日、

”送ったメール見てもらえました?いけそうですか?どうですか?ねぇ、どう?ねぇねぇ”

と電話。

すると担当の女性が

”はい、内容を制作とも相談しましたが、3.2mmはメチャメチャ重くて持ち運びは難しいですよ?
柱と炉壁を固定する方法ももう少し詳しく教えてほしい”

と。

えー3.2mmってそんな重いんかー柱への固定方法も全然わからんわ。

となるといつものコールセンターへ問い合わせ。

かわはらさんからは

  • 記事にあった3.2mmの炉壁は固定用だから分厚い
  • 厚みは”しならない程度”確保してもらい鉄工所にお任せで
  • 炉壁の固定は「現場合わせ」が現実的

との返答、工藤さんからは

  • 二枚の鉄板に足を付ける。足元プレートの上に鉄板を載せ、溶接する(補強プレートも)
  • 足元プレートの床に触れる面には傷防止の為、フェルトなどを貼付ける
  • 二枚の鉄板は片側に筒状のパイプ、もう片方に丸棒を取付、落とし込んで接合する
  • 接合した鉄板を90°に固定する為、片側に筒状パイプを取付、もう片方にコの型の丸棒を落とし込む

との文言とスケッチが。
工藤さん炉壁ラフ

つまりは柱に固定せず、「分割可能な自立する炉壁」を作るということですね。

おー形なってきたなーおかげさまで。

上手工作所さんに図面を作ってもらうんやで!

工藤さんからもらった図面と仕様、かわはらさんから貰ったアドバイスを上手工作所さんに放り込んで混ぜ混ぜしてオーブンでチーンと焼き上げたのがこの図面。
上手工作所さん炉壁図面
上手工作所さんには上記図面「載せてOK」と許可貰ってます。

工藤さんの手描きラフは許可貰ってませんが載せます。

上手工作所さんに制作して頂くので、当然この炉壁も「黒皮鉄」です。

てか、黒皮鉄てなんや。

まぁとりあえず、「使わない時は収納可能」で「自立する」、「黒皮鉄」のイカした炉壁が出来るのです。

(ひっくり返してB面につづく)

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