引き続き日本酒とワイン、ビールにチューハイでパーティーは続きます。
調子に乗ってストーブ焚きすぎたので暑くなり、掃出窓は全開に。
腕相撲大会に突入
食事もお酒も進み、一段落したところでおもむろに
「さぁ、じゃあ腕相撲でもしましょうか」
と何が”さぁ”なのかわからない切り出し方で腕相撲大会がスタート。
パーティーの日取りが決まった時から、かぁちゃんが”時間が長いとダレるから、途中でなんかしよう”と言っておりました。
最初は「餅つき」が候補だったのですが、大阪市内の知り合いに臼と杵を借りに行くのも大儀だし、ということで”賭け腕相撲”をすることに。
最近話題の賭け事ですね。
これは「腕相撲しない人も優勝予想で参加できるように」、という理由です。
トーナメント勝ち抜き腕相撲
参加するのは
- 工藤さん
- 棟梁
- 組長
- JOさん
- 02
の5名勝ち抜き戦。
はい、じゃん、けん、ぽーん、で組み合を決めます。
組み合わせが終わったあと、”棟梁が強そう” ”02さんも強そうやな” ”棟梁か02さんが優勝ちゃうか”と声があがります。
それを聞き「いやー、そんなことないでしょーみなさんつよそうですも~~ん」と言いながら
”ふふふ、その予想は当たってるで、ワェの強さに刮目しろ!”
と内心ほくそ笑む僕。
組み合わせの結果1回戦は僕とJOさんになりました。
”一日中デスクに座って数字と睨めっ子してるファイナンス会社のモヤシっ子社長、JOさんか。悪いけど瞬殺やな。その上等なスーツに袖を通して帰れるとええけどなぁ~”
昼イチ13時の打ち合わせ30分前について会社の近所を散策するような余裕っぷり。
料理とグラスを脇にどけ、お互い肘をつき手を組み合わせます。
”あ、あれ?!あれあれ!?”
誰しも経験があると思いますが、なんでしょうあの「組んだ瞬間わかる相手の強さ」。
「固さ」というか「腕の建て付けが良い」というか。
”え?!ヤ、ヤバイかも?!”
思った瞬間「Go!」の掛け声。
ぎゅーーっとアクセル全開で倒しにかかりますが、JOさんの腕は10度くらい傾いたところでストップ。
そこからはいくら体重をかけてみてもつっかえ棒があるが如く倒れない。
ブルンブルンアクセルベタ踏みで押しましたが空転するタイヤはスキール音と白煙上げるだけで壁はピクリとも動かず。
そのうち押されていたJOウォールがタイヤ空転させている02カーをグイグイ押し戻し始めました。
サイドブレーキ引いてギアもローに入れてブレーキをベタ踏みしましたが、憐れ02カーは迫り来るJOウォールとうしろの壁に挟まれペッチャンコになったのでした。
「な、なんでこんな強いんですか?!」
あまり腕相撲に負けた経験のない僕は顔を紅潮させているJOさんに訊きました。
「トライアスロンやってるんですよ」
ト、トライアスロン?
トライアスロンしてる人ってそんなに筋力アルロン?
走って泳いで自転車漕ぐ「持久力」メインじゃないの?
ち、ちきしょーー!
02、あっさり敗退。
負けると思ってなかったので写真は撮ってないです。
上には上がいるようで
JOさんは棟梁もあっさり下し、決勝へ。
決勝はJOさんと組長。
これはJOさんが優勝か・・・思いましたが優勝は組長。
何でも組長は
「腕相撲とケンカは負けたことない」
と。
なんやねん!そんな”実は・・・”なヤツばっかりか!トライアスロンとかケンカ無敗とか!
優勝した僕が得々と中学時代のエピソードを語るくだりはどうなった!
話がちゃうやないか!
ということで単純だけど盛り上がった腕相撲大会も終了~。
いい余興になりました。
※”ホンマに強いんか?”と大会後組長に挑戦しましたが瞬殺されました。
お土産には伝統工芸品を
記念パーティー前日。
21時頃、てつにゃんを寝かしつけたかぁちゃんが消しゴム、彫刻刀、インク、晒をテーブルに並べました。
「マルツ印の手拭いをつくる!」と。
えぇ?!今から?!
確かにそんな話はしていましたが、時間も時間なのでてっきり明日の午前中にするんだと思っていました。
ですがかぁちゃんはわりと妥協がない有言実行タイプなので、
「今日中にやる!」
と言ったらそれはもう”今日中にやる”ということなのです。
先日も土間に置く棚をスパナがないまま、ナットをペンチと手で締め付けなんとか自立させたのは深夜3時でした。
そんなことを思っているうちに彫刻刀で消しゴムを掘りはじめるかぁちゃん。
僕は「豆絞り」柄の位置を決めるため、カレンダーのマス目を利用してスタンプする位置をマークしていきます。
マークしたカレンダーに晒を被せ、透けたマーク通りの位置にかぁちゃんが彫った「マルツ印」のスタンプをポンポン押していきます。
最後に両サイドへ「家のスタンプ」を押したら完成。
煙突から出る煙がサイトのアドレスになってる細かさ。
100均の消しゴムに彫刻刀でようやるわホンマ。
最後にパッケージして出来上がり。
終わったの3時前。
なかなか大変だったけど、作って良かった(ほぼかぁちゃんですが)。
みなさん喜んでくれた、と、思います。
思ったより早く終わった完成パーティー
直会の時と同じく、夜の20時、21時くらいまで続くんやろなと思ったパーティーも17時ころにあっさり終了。
大人がワイワイしているあいだ、昼寝をしていないてつにゃんがこんな感じでグズグズむずかっていたのでみなさん気を遣っていただいたようです。
予想より短い時間でしたが、無垢材の快適さと薪ストーブの暖かさを体験頂けたようで良かったです。
みなさんストーブの火をジッと見られてましたね。
お越しくださったみなさん、遠いところを電車とバスでありがとうございました。
楽しかったです。
良い家を建てて頂いて感謝します。
そしてお酒やらお菓子やら観葉植物やら、たくさんのお祝いをありがとうございます。
0ちゃんも後片付けありがとうございました。
とても助かりました。
”これだけの人が揃うなんて無い機会やのにみんなで家の前で記念写真撮るの忘れたね”
と0ちゃんが言って”ホンマや!しまった!”と思いましたがあとのパラダイス銀河。
冬はとても暖かい家だとわかりましたので、次は夏の暑い時にどうなのか、ホンマに涼しいのか、体験してもらうのを口実に集まれたら良いなと思いました。
お題は
~セルロースファイバーの断熱性能、土壁と無垢材の調質機能+シーリングファンと窓による空気の流れだけでどれだけ涼しいのか~
まぁ別に02家でしなくてもいいですけどね。
(つづくといいな)