ローコスト住宅を得意とする建築士さんとの出会い

ローコストは必須
前回の建築士さんと会う前にも雑誌やメーカーのサイトには目を通していました。

そして一般的な建て方だと建築費を2,000万以下に抑えるのはむつかしいことがわかりました。

もう一度調べ直しです。

真正面から行ってもダメなので、真偽のわからない「安く建てる」情報を多く集め、ひとつひとつ検証していくしかありません。

Yahoo!知恵袋に気になる回答者が

「ローコスト」「低価格」をキーワードに検索を続けると、Q&Aサイトが何度かひっかかりました。

「なるほどなー」と素人ながらに感じた回答をしている人のハンドルネームがすべて同じ。

”ん?誰や誰や?”と辿っていくと、回答されていたのは一級建築士の『福味 健治』という方でした。

事務所の公式サイトを見ると、所在地は大阪市阿倍野区、ここから電車を使って小一時間の距離です。
会社帰りだと30分くらい。

巡り合わせか?

『ヤフー知恵袋』で数多くされている回答のほかにも、『マイベストプロ』で執筆されているコラムなど、福味さんが出している情報をとにかく読み込みます。

すぐにアポイントメールを送信

Yahoo!知恵袋では「家を建てるときに疑問に思うこと」「ローコスト住宅について」などの質問一つ一つに丁寧にわかりやすく回答されており、勉強になりました。

ネット上では『諸井浩三』というHNを使用されているようです。
http://chiebukuro.yahoo.co.jp/my/myspace_collection.php?writer=yc_allabout_kenfukumi

事務所サイトを繰り返し読み、
”この人にだったら何とかしてくれそう”
と確信を得た僕は、さっそくアポイントメールを書きました。

内容は前回と同じ、「予算はコミコミ1,500万」で「中庭」が欲しいこと、「もうすぐ子供が産まれる」ことを書き、現在の立地をわかってもらえるようGoogle Mapsのアドレスを貼り付けました。

あ、”『そよ風』を設置したい”とも書きました。
『そよ風』とは”冬暖かく夏涼しい”、「次世代のソーラーシステム」です。

情報収集してるうちに見つけ、「ええんとちゃうの?!これ?!」と思ったので書いときました。

返信メールの内容は

さて、審判を待ってドキドキする間もなく返信メールが届きました。
はやっ。

この「メールの返信が早い」ことが福味さんへのプラス印象を強めます。

なんか今まで勤めた会社でも”デキる人”ってのはメールすぐ返してきたしなーそういえば最初の建築士さんは催促してもなかなか返事返ってけーへんかったしなー、と積極的に福味さんを信頼しようとする働きが脳内で起こります。

”この設計士さんにアカンと言われたらもう終わり、DIYでセルフリフォームか・・・”
という崖っぷち感がそうさせたのでしょう。

さてさて、気になる返信メールの内容は・・・

  • 環境の良さそうなところですね
  • 日当たり、通風ともプラン次第で良くなるかと思います
  • (日当たり・風通し・シンプルな家という要望に対して)ご希望がシンプルでいいですね
  • トータル1,500万でこれならば可能と言うプランを作成してみます

何ということでしょう。
まさかの全肯定。

嗚呼、3方を囲まれているこの立地(奈落)を”環境が良さそう”と仰ってくださった。
日当たりも良くなるし風もビュンビュン通る!
日焼けに注意!風に飛ばされる軽いものを窓際に置くんじゃないバカモノ!
シンプル・いず・べすと!
1,500万でも家は建つ!!

実際に現地を見て頂いたわけでは無いですしまだ何も始まっていませんが、どれだけ心強かったかしれません。

ただ、『そよ風』に対しては
”環境対策として魅力を感じますが、コストパフォーマンスを考えた場合、妥当なのか疑問が残ります”
とのこと。

その辺も含めて話がしたい!

福味さんも
”もう少し、家に対するお考えをお聞かせ頂けませんか?”
と書いてくれてる。

喜んで!

この出会いがなければ

ということで早速お会いするアポイントを取ったのです。

このメールを頂いたのがいまからちょうど1年前。

福見さんとの出会いがなければ、そして事務所が近くなければ、家造りはずいぶん違ったものになっていたと思います。