問い合わせメールを送ったのが2013年1月20日、その後何通かメールのやり取りをし、打合せ日時が決まりました。
1月23日(水)の19:00~。
会社帰りに地下鉄に乗って伺うことにしました。
最初の建築士さんがレスポンス頂くまで時間がかかったことを思うと、今回は非常にスムーズでした。
イラチな僕にはいい感じ。
設計された住宅の事例を見せてもらう
はじめてお会いした福味さんは丁寧で柔らかい物腰の方でした。
挨拶を済ませて早々、メールでお伝えした内容をもう少し詳しく話します。
話をウンウンと聞かれていた福味さんが、机に置いてあったバインダーを取り上げます。
そこには現在までに福見さんが設計された住宅の、間取りと写真がファイリングされていました。
各物件を説明してもらいながら、それぞれの建築費も教えてもらいます。
ほぼすべてがローコスト住宅でした。
テンションがあがります。
工事費に使える金額は1,100~1,200万程度
「(希望している)コミコミ1,500万だと、工事に使える金額は1,100万から1,200万だと思います」
とのこと。
ただ、
「値段だけにこだわって安普請の家を造ってしまうと、住宅ローンが終わる頃には資産価値がゼロの家になってしまう。
それであれば借家住まいのほうが気楽です」
なるほど。
更に、
「建てる新築住宅は、30年以内に発生する確率が70%を超えると言われている巨大地震に
遭遇することを前提として建てねばなりません。
ですので構造を始末することはお勧めしません(福味さんは耐震診断士の資格も持っている)。
また、温熱性能もおろそかに出来ません。
そう言うところで、設計士さんは2,000万円ほどだと言われたのでしょう。
普通に考えればそうなります」
ふんふん。
妥当な値段だったのですね。
とにかく無駄をなくしてシンプルに
ということは、つまりは?
「ということは、普通でない考え方が必要になります。
人が普通必要と考えるけど、自分には不要と言うものを出来るだけ多く数え上げることです」
なるほど、とにかく「必要最低限でシンプルに」ということですね。
そう考えると『そよ風』は
「環境対策として魅力を感じますが、コストパフォーマンスを考えた場合、妥当なのか疑問が残ります」
ということですね。
わかりました。
『そよ風』は価格も100万前後しますし、建築費の10%ですからね。
1,300万の立派な家
最後に「建築費1,300万円」の住宅を見せていただきました。
2階建てで、延べ床面積30坪。
一千万ちょいの家とはとても思えません。
”1,300万でこれだけの家が出来るなら1,100万でもできるやろ”
と、まるで「込み込み1,500万」にお墨付きを貰った感じ。
現地を見に来てもらう約束をする
最後に、”いま住んでいる家を見に来てもらえる”ことになりました。
帰宅してからメールのやり取りをし、2月2日(土)の11時に決定。
メールが1月20日でお会いしたのが1月23日、家に来ていただくのが2月2日。
話がはやいぞ。いいぞいいぞ。
というわけで、とても有意義な打合せだったのです。