薪ストーブでいこう!其の弐拾壱~かわはらさん・リターンズ ローストチキン&朝食 編~

川原さんリターンズ ローストチキン&朝食編
美味しいピザに満足したあとはローストチキンにとりかかります。

大人6人と子供1人が充分食べて、焼いていないピザ2枚をお土産に渡して使った強力粉は600gでした。

満足でしたが、もう少しあればより満足だったかな。

次は粉1kgでやろう。

チキンがダッチに入らんチ!

杉の熾も燃え尽きたところでいよいよお待ちかねのローストチキンです。

モリタ屋で見かけてからというもの

”いつかこいつをまるごとやっつけてやんよ?”

との想いを胸に秘めておりました。

数年越しの想いを遂げる日がやってきたのです。

男子の本懐遂げちゃるで!

さっそくモリタ屋富田店(しつこい)で買ってきた「丸どり」をオープン。

どーーん。

まんま鶏

よーし、これを丸ごとローストしちゃうんだから~~♪まずはダッチオーブンを取り出してト、そいで鶏をいれて・・・いれて・・・いれ・・いれ・・アレ?アレアレ?アレレレレ??あぁれぇーーーーっ!!

悪代官に帯を引っ張られてクルクル廻る町娘のような声を出してみても、入らない。

じぇんじぇん入らない。

だって、丸どりダッチオーブンの2.5倍くらい大きいんだもん、涙が出ちゃう。

いや、わかってましたけどね、スーパーのカゴに入れる時から。

”あ、これあきらかにデカイなー押し込んでも入んねぇだろうなー”
つって。

見て見ぬふりをしてました。
”ひょっとすると何かの都合で入らないかな?”
なーんて、ネ。

ハーマンに付いてきたオマケのダッチはやっぱ魚焼きグリルに入るサイズで小さかった。

しゃーないですな。
丸どり丸ごとは次回に回そう。

なんとかダッチに詰め込んで炉内にIN

ハサミで鶏をカット
骨やら筋やらがあって包丁ではなかなか切れません。

キッチンバサミでジョキジョキ。

4等分くらいしてダッチに入れ、野菜とローズマリー(自家製)を入れてかわはらさんに渡します。

薪ストーブ料理は火加減がむつかしいで

火加減が難しい
ピザの場合、「熾火がつよい」時でも「熾火がよわい」ときでも、ピザの表面を見ていれば出来上がりがわかります。

でもダッチは中の様子がわかんないので、経験で判断するしかありません。

かわはらさんは

  • 天板の上・・・40分
  • 熾火の中・・・5分
  • 再び天板・・・15分
  • という時間配分で調理されてました。

    ダッチの上に熾火のっけたり降ろしたり、火の様子も調整しながら。

    後日自分でもやってみましたが、焦げました。
    (ダッチオーブンについた頑固な焦げは、コンロ中火で空焚きするとパリパリ剥がれ落ちます)

    ローストチキンの出来上がり~~

    ローストチキンの出来上がり
    ダッチのフタを取るとローズマリーと新鮮な鶏肉のジューシーな香り。

    「美味しい」の確変突入やで!デリデリシャスシャス!

    さっそく即席テーブルを作って料理とお酒を並べて宴会スタート。

    昼過ぎから始まったレクチャーですが、外はすっかり暗くなっています。
    宴会

    かわはらさんと0ちゃんには泊まってもらって

    かわはらさんは巣箱的ロフトで、0ちゃんは2Fフリースペースに布団を敷きました。

    かわはらさんによると「薪ストーブ料理」は日本がガラパゴス化している1つだそうですが、これをしないのは本当に勿体無いと思いました。

    美味しいし汚れないしあったかいし、なんだか「生活の幅」が出る感じですね。

    暗い家にして正解

    おやすみ前
    家を建てるにあたり、いくつか決めていたことがありました。

    その1つが「夜は暗い家にする」こと。

    昼は明るく、夜は暗く、不自然に明るいのはヤだなと。

    なので電球も出来るだけ光量を抑えたものを選んでいます。

    常夜灯なんか0.9w、30lumenしかありません。

    で、実際住んでみて”暗くして正解だった”と感じています。

    暗いと落ち着きますね。

    ゆったりした気持ちになります。

    まぁただ暗くしたら良いってもんでもなく、全体のバランスなんでしょうけど。
    実際トイレは暗くしすぎてよく見えないので電球買い直しです。

    つけてみないとわかんない。

    朝ごはんも炉内で魚

    朝ごはん
    かわはらさんは僕より早く起きて火を起こし朝食の準備をしてくれていました。

    これだけ読むと昭和の文学に出てくる奥さんみたいな。

    割烹着をプレゼントしないといけませんね。

    さすがに聞こえてきたのはネギを切る「トントントン」という包丁の音ではなく「ヴィーーーーン」という電気シェーバーのモーター音でしたが。

    ひげの奥さん。

    その後かぁちゃんも焼いてみたそうですが、うまく焼けたそうです。
    鮭を焼いた

    また寄って下さい

    7時頃僕が先に家を出ました。
    かわはらさんはパソコン作業をされて8時頃次の目的地へ出発とのこと。

    今回は薪ストーブを使い始めて感じた疑問点もいろいろ解決でき、料理もおいしく、忙しい中来てくれた友達にも満足して貰え、とても良いレクチャーでした。

    これから「家を建ててくれた人たち」「会社の人たち」「近所の友だち家族」「とうちゃんの両親と兄夫婦」「寝屋川の友だち夫婦」を呼んでワイワイする約束をしています。
    YSI。

    ピザはなんとなくいけそうやけど、ダッチがムズそうやな。

    とにかくこの日かわはらさんに来ていただいたおかげで薪ストーブが02家にとってより重要なものになりました。

    ありがとうございます。

    そして社交辞令ではなく、また関西に来られる際は泊まっていってください。

    今度はオススメのお酒『日本城』を用意しておきます、たぶん。

    (つづく)