連日作業後に棟梁から送られてくる「本日の作業」メール。
着信表示と同時に目を通し、「ええやん!」ボタンを押したり、質問があれば返信してます。
作業状況はメーリングリストで情報共有されていますので、棟梁に投げた質問が設計士さんから返ってくることも多いです。
先日も作業報告メールがきっかけで修正をお願いしました。
ロフトの入口が・・・なんか・・・
その日も着信通知音が聞こえた瞬間お風呂から飛び出し、ポタポタ雫を垂らしながら逆上してメールボックスを開きました。
羽目板の施工と壁下地を行いました
ふんふん。
3枚添付されてる写真も開いてみます。
「なるほど・・・」
そこはかとない違和感を感じましたが、そのときはそれが何かわからないまま床につきました。
そして草木も眠る丑三つ時、カッ!と目を見開いた僕は布団を蹴りあげ飛び起きました。
「あ、あーるが、Rがなんか、ちゃう!」
ロフト入口の形修正をお願いしてみる
作業報告メールにはロフトの写真もありました。
この形、設計図面と同じです。
図面を貰った時点でもっときっちり見ておけば良かったのですが、上部R部分と直線部分がスムージーじゃない。
ロフトのイメージは「巣箱」なので、もっと鳥好みしそうな入口がいい。
今のままだと羽が引っ掛かっちゃう。
これって修正できるんかなー「R部分を作り直してもらーう」って出きーるんかなー。
また木材カットやり直しでお金かかーるんやろか。
取り敢えず工藤住環境設計室のOさんに確認メールしてみました。
ロフト、入口修正できるってよ
MLにそのまま流しても良かったのでしょうが、1日作業してもらった内容にケチをつけるようで正直気が引けました。
図面通りですし。
図面の段階できっちりチェックしてなかったコチラが悪いです。
で、こんな図を工藤住環境設計室O女史にめ~~る。
送信後は心配のあまり有給を取り正座して返信を待ちました。
下地継ぎ足し可能との連絡が
「You’ve Got Mail!」
トム・ハンクスの着ボイスで受信したメールを開き、内容を確認すると
ウンオッケー(b*ゝv?)
と1行。
よかったー。
下地は継ぎ足しになると思いますが、土漆喰を上から塗るので継ぎ目は分からなくなります。
とのこと。
ありがとうございますー棟梁も二度手間でお手数おかけしますー。
いつもいつも細かくてスイマセン。
そして提案頂く設備と毎回違うものばかり選んで申し訳ございません。
とにかく、「ロフト巣箱化計画」は順調に進んでいるのでした。
CM分離発注方式でのトラブル
通勤途中にたまたま見た以下のページ。
要約すると、
”設計士の仕切りがグダグダで全然まとまらない。作業する職人のマナーも最悪。コストも追加追加でどんどん上がっていってコストアップの理由も不明瞭。こんなことならハウスメーカーや工務店に頼んでおいたら良かった”
こんな感じでしょうか。
頼む設計士さんによってはCM分離発注方式は滅茶苦茶になるんやなーとちょとショックでした@新快速。
こういうケースがCM分離発注方式で良くあることなのかわかりませんし、施主さんにまったく否がなかったのかも不明です。
所詮ネットの掲示板ですしね。
オレがオレがの我を捨ててお陰お陰の下(げ)で建てる
僕は
- 中間マージンがカットされ、同じ仕様だと安く建てられる
- 原価がわかるいえづくり
- 細部まで自分好みにできる
というのをCM分離発注方式のメリットだと認識しています。
僕たちの場合は1番と3番が同じくらい大きいです。
それでも全体を取り仕切る設計士さんによっては、とっ散らかってしまいマイナス面だけしか無くなるんだなと思いました。
1000円2000円の買物じゃないですしね。
今回のエントリに書いたように、僕たちも
”姑が障子の桟を指でスッとなぞり指についたホコリで嫁をイビる”
ような古き好き昭和スタイルを踏襲し、細かくてめんどくさいことばかりお願いしています(現在は階段手摺のホコリをなぞり中)。
それでも毎回毎回対応いただき、新しい提案をいただき、職人さんとの調整をして頂いているのでCM分離発注方式が成立しているのだと思います。
お陰お陰。
我捨ててないけど。思っきし出してるけど、我。
ポピポピ。
契約会ででも作業時間とか近隣住民に迷惑にならない駐車位置、ゴミの片付け方など細かく業者さんに指示頂いていましたし。
上記掲示板とは真逆ですね。
なんでもないような現状が、しあわせだったと思いましたので追記しました。
かしこ。
(追記)入口修正してもらいました!
10.19にお願いしたロフト入口修正、21日に”完了しました”との連絡を頂きました。
おーお願いしたとおりーーすばらしい。
早いし。
めんどくさい依頼に対応いただきありがとうございましたーー。
(津ZOOK)