そろそろ師匠も走る準備でウォーミングアップを始める時期になり、着々と進んだ大工工事も今週で終了することになりました。
いろいろムリ言いましたがキレイに仕上げていただきありがとうございます。
たくさんたくさん作業していただきましたが、主だった(写真がある)ところを。
これまでに作業完了したところ
2015.11.18現在までの作業をざーっと並べていくと、
床、無垢フローリングと炉台
兵庫県産30mm厚の杉板。
リビングは狭く、炉台はデカイです。
炉台はかわはらさんに確認して貰いながら進めました。
ロフト
入り口の形を修正して貰いました。
イメージはしつこいですが「巣箱」。
1Fリビング吹き抜けから見上げると、ロフトが浮いてる感じです。
チャーム・ポイントならぬチャーム・プレイスのひとつ。
キッチン作業台まわり
写真がありませんが、作業前と作業後で変更してもらったのは、
- 南側仕切り壁撤去
- 作業台を一枚ものに
- 垂れ壁撤去
- 北側仕切り壁の奥行き変更
と多くの変更作業をしていただきました。
しかもすべて一度作業して頂いた造作の変更です。
ありがとうございます。
寝室
ベッドとウォークインクローゼットの部屋。
阿保さんが
”天井に角度をつけて嫌な気配を消す”
というように書かかれていたのを読みました。
”なんか、なんか、ええな”
雑誌に載っていた阿保さん施工の写真を何も考えずにパクって南側に向け天井を下げて貰うことにしました。
工藤さんに確認すると、
”これは(阿保さんのは)屋根の形状に沿って天井が下がってるだけです”
とのこと。
まぁでも”空間的に面白い”ということで採用。
洗濯機も2Fなので、洗濯物は寝室の窓を通ってベランダに干します。
南側お隣さんの視界にこちらの寝室が入らないよう、窓は中腰に屈まないとベランダに出られない高さに設定しました。
2階お風呂 TOTO SAZANA1717
狭いお風呂スペースに入る最大のユニットバス。
僕は”汗っかきのお風呂好き”というナチュラル・ボーン・マッチポンプ人間なので、家が小さくてもお風呂スペースは確保したかったのです。
1717サイズを入れるため、お風呂のレイアウトも最初の図面から変更して貰いました。
2階洗面
マルツ家は一階の天井を出来る限り下げました。
これも”天井は低すぎて失敗することはない”と誰だったか著名な建築家が仰ったようで、僕たちも天井を敢えて低くした家の見学会(由良工務店)で体感して「低いしかエエ」と決めました。
天井高さは2,200mm、184cmの僕が手を伸ばすと余裕で届きます。
”天井が高いと間が抜けた空間になる”と阿保さんの本で読み、工藤さんにも同意頂いたので迷いなく決めました。
ただ、それによって階段位置も変更になり、階段上の洗面台も押しやられて小さくなりました。
洗面は出来る限り大きくしたかったので、出来る限り洗面スペースを確保するため、15センチ階段側に洗面スペースを移動してもらい、同時に階段上の床と壁もずらしてもらいました。
出来上がりかけてるところを再度変更してもらって。
洗面天板はホワイトオーク。
階段
フローリングと同じく無垢の杉で施工してもらいました。
手すりは米栂、手すりブラケットは黒皮鉄です。
まだまだ工夫していただいたところ、キレイに収めていただいたところはたくさんありますが、おいおいご紹介します。
いま建物表題登記やらなんやらやってますが、マルツ家の延床26坪です。
そのうち1階の4割は土間スペース。
ちゃいちー。
(つづく)